本日、4月14日に新刊を上梓した河村公美さん。雑誌(ハースト婦人画報社)に初登場後、「あの人は誰?」と話題になり、いまや誌面で連載を持つまでになりました。そこでは「もっと普段からきものを着てほしい」と自身のきものライフを紹介しています。今回の出版を記念して、公美さん自らが登場し、洗練された着こなしのコツなどを語るトークイベントの予定も!

公美さんの考え方は、「冠婚葬祭などの場はルールに則るべき。でも普段なら、品を失わなければ自由に着ていいと思う」というもの。
歴史あるお店にいくと、「きものの楽しみは柄✕柄。洋服感覚のシンプルなコーディネートは初心者」と言われたりします。それもきものの魅力のひとつですが、でも―――それまで洋服しか着てこなかった人だったら? 普段からシックな服が好きな人だったら? しっくりした気持ちになれるのは、シンプルなスタイルのほうかもしれません。

淡いピンクの細縞の紬に、オフホワイトとベージュの抽象柄の名古屋帯を合わせた着こなし。淡いグリーンの帯締めがワントーンコーデの中のアクセントになっています。
織りのきもので考えた、ドレスアップスタイル。淡いグレーと白の袋帯で、スーツの人たちの中にいてもなじむ装いです(見えませんが、帯揚げは桔梗色を挿しています)。

フォーマルな場やお茶会などのルールにしばられない場でのきものなら、何よりも自分の“好き”を決めてにしてはどうでしょう? 「とにかく好き! 着たくなる!」ことが大事だと思います。人から似合うと言われてもピンとこなかったら、「私が好きな私は、私じゃなきゃわからない(公美さん)」と勇気を出して決断しましょう!

きものは、最初、どうしても覚悟のいる金額がかかってしまいますが、洋服と違って、10年後、20年後も着られるとなると、一概に高いとは言えない気もします。そして、そんなお気に入りの愛せる1枚を見つけたなら、帯はもちろん、帯締めや帯揚げなどで幾通りもコーディネートを作れるのが、きものの奥深く、楽しいところです。

生成りの織りのきものに、型染めの名古屋帯を合わせた夏の装い。帯締めは藤色でなじませて。草履の鼻緒のブルーもさりげなく効いています。

きものにはたくさんのきまりごとがあり、いろいろな考えの人がいます。そのせいで、きものは難しそうと、興味があるのに一歩を踏み出せない人がいるとしたら、この本を通して、きものの楽しみを味わってほしいと思います。
(担当編集者より)

次回(4月18日公開予定)は小物とのコーディネートをご紹介します。

 
 

素敵な着姿には理由がありました
きものと帯の合わせ方、帯揚げと帯締めの組み合わせ、羽織やコートのバランス・・・・・ちょっとしたことだけど意外と知らなかったコツとルールを、公美さん自身のきものワードローブから、ご紹介します。

河村 公美 
定価1900円(税別)
2017年4月13日刊
ISBN 978-4-06-299871-0

 

 

『美しいキモノ・アカデミー』 春の講座 開催!

【特別講義】 河村公美さん 「私のきもの愛」
『美しいキモノ』ミューズである河村公美さんが、洗練された着こなしの秘密、コーディネートのポイント、自身のきものヒストリーを語ります! 実際の公美さんの着姿を間近で見られるチャンスです。

日時 2017年5月27日(土) 13:00~14:30
会場 ハースト婦人画報社3階
定員 40名
受講料 3000円(サイン入り『毎日、きもの』付き)

お申し込み の「WHAT’S NEW」からご応募ください。

締め切り 4月23日(日)


【主催】『美しいキモノ』編集部
【問い合わせ先】ハースト婦人画報社イベント担当
[email protected]  tel.03-6384-5171

PROFILE
  • 河村公美(かわむらくみ)静岡県出身。2002年 第34回ミス日本 グランプリ受賞。2006年にアーティスト河村隆一氏と結婚、09年に出産。結婚10年を機に芸能活動を再開する。きもの好きの母のもと、子どもの頃からきものに親しんできた。自身も好きが高じて、きもの研究家の森田空美氏に師事。現在、ハースト婦人画報社にて連載を持つ。「きものにもっと親しみを持てるよう、普段着としてきものを着ること」を実践している。
写真/『毎日、きもの』より 取材・文/山本忍(講談社)