スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。


ボンマジックのバロックパールのピアスの価値。
そして次に手にしたいものは…


出会ったのは20代の頃。ヴァンテーヌ編集部に新人編集者として配属され、撮影用の商品をお借りしに(リース)行った時でした。当時まだご存命でいらした、オーナーの白井さんの、あまりの格好良さにクラクラしたのを覚えています。たっぷりしたブラウスに、珊瑚や翡翠、パールと言った素材を、パワフルに自由に着けていらっしゃいました。その後、お買い物中の光野桃さんをお見かけしたり、尊敬するスタイリスト、伊藤美佐希さんが担当するページでコーディネートされているのにうっとりしたり。

珊瑚のリングや翡翠のネックレスが欲しくて欲しくて、何度も試着させてもらったのですが、どう見ても似合わない。そんなふうに20代と30代前半を過ごし、30代半ばで初めて手に入れたのが、バロックパールの9mmのピアス。その後11mm、ブラックパールも買い足して、365日のうち、300日以上はつけています(笑)。桃さんにご相談し、お見立てしてもらった2連のネックレス、そして最近購入したラフダイヤモンドのネックレスも。

ほとんどジュエリーは持っていない私ですが、ボンマジックのコレクションはそこそこあります(笑)。

なぜ?

ほぼ毎日つけているバロックパールのピアス。スリーピングビューティーという、神秘的な色のターコイズのピアスは、お守り代わりに特別な日に♡


同じものが2つとはない、オーガニックな美しさ
他のブランドでは探せない、唯一無二の個性
流行とは関係ない、エターナルなデザイン
アフターケアに見られる「愛情深さ」

おそらくずっと私のそばにあって、その先は絶対に娘たちに継いでいくつもり。50年くらい(!)愛用することを考えたら、早く買って元を取ったほうが良い。ある意味、50年減価償却できる、「コスパの高いアイテム」はない!


サロンで見つけた私のディレクションジュエリー

繊細なカービングが施された翡翠、珊瑚、ブルートルマリン、ダイヤモンドのコンビネーションが美しいピアス。ピアス¥680000/ボンマジック
耳元は白のバロックパール、首元にはブラウンダイヤモンドがあしらわれたネックレスを。ダイヤモンドのネックレスは、取材日当日初めて試着したはずが、まるで長年愛用していたかのように大草ディレクターにフィット。
大草ディレクターを始め、ミモレ編集部でも愛用者が多いバロックパールのピアス。バロックパールピアス(白)¥110000、ナチュラルでミルキーな色味が魅力のブラウンダイヤモンドをあしらったネックレス。ダイヤモンドフリンジネックレス¥350000/ボンマジック
右耳に白、左耳に黒のバロックパールピアスをつけて。「バロックパール自体、それぞれ形も色も個体差があるので、あえて色の違うものをつけるのも素敵。左右違うほうがカジュアルな装いとはバランスがとりやすいんです」
白と黒のバロックパールのリングを重ねづけ。「リングは小さいもの、華奢なもののほうがコンサバティブ。あえて大振りを重ねづけするくらいがカジュアルな着こなしにも違和感なく合わせられます」
バロックパールリング(白)¥450000、バロックパールリング(黒)¥420000/ボンマジック
あえて左右で色のニュアンスが違う組み合わせになったピアス。バロックパールピアス¥110000/ボンマジック

おしゃれをする――人と同じものは持たなくて良いし、そもそも「持たなくても」良いと思っています。おしゃれは、人それぞれのタイミングやバックグラウンド、そして哲学に基づけば良いからです。私が、「これを買うべき」と言わないのは、そのためです。ただし、ボンマジックのジュエリーは、「いつか欲しい」と思っているなら、「今買うべき」と背中を押します。「毎日、あなたを美しく照らし。迷ったときは戻る場所になり。きっとこの先ずっと愛し続けられる」と、私が実感しているから。
 

大草 直子

[問い合わせ先]
ボンマジック tel. 03-3303-1880

撮影/草間智博(TENT/静物)

 

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