今年はポルトガルでクリスマスを迎えています。

1年の祝日の中で、私が一番好きなのがクリスマスです。
クリスマスはいつでも私の心を温めてくれ、ほんのり幸せを感じさせてくれます。

私の家では基本的に12月の第1週の日曜日に、家族でクリスマスツリーの飾り付けをスタート。
ランチの後の午後、まずは1年間ボックスの中で眠っていたオーナメントを取り出します。
それぞれにいろいろな思い出の詰まったオーナメントです。
一番のお気に入りは、祖母から譲り受けたクリスタルのドロップ。トップに飾るのエンジェルもあったのですが、数年前、アメリカに引越しする際に紛失してしまったようです。
これを私から譲り受ける予定でいた次男はかなりがっかりしていました。
このエピソードから、私たち家族のクリスマスへの執着がどれほどか、お分かりいただけると思います。

次に、ツリー用のライトの確認です。いろいろな国で使っているので、中には電圧の合わないもの、プラグを取り替えれば使えるものなどがあるのです。
そしてライトから飾ります。
そのあとはトップに飾るクリスタルのスターを、次にクリスタルのドロップを上部に、そのあとは均等に私のツリーの基本色、白、シルバー、ブルーのオーナメントを飾っていきます。
最後はシルバーにコーティングされた松ぼっくりで隙間を埋めていきます。
仕上げはサッカーアディクトの息子達が小さかった頃、NYので一緒に見つけた、サッカーボールのオーナメントです。

 

無事に飾り終えると、あたりはすっかり暗くなっています。
寒い外に出て、窓越しに輝くクリスマスツリーを見て、「なんて私たちは恵まれているのだろう」と感謝します。
パリに暮らしていた頃は、会社からランチの代わりにもらうticket de restaurantという10ユーロのクーポンがほとんど使わずに残っていたので、息子達と一緒にホームレスに配っていました。
そして家に戻ると、大人はホットワイン、子供たちはホットチョコレート、そしてオーブンで焼いた熱々の栗をいただくのです。
子供達が巣立っていっていない今、一人でもこの伝統は変わりません。

 
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