旅の最終日、夕方の飛行機の出発ギリギリまで楽しみたくて、ウブドから空港のあるデンパサールまで車をチャーターしました。これでスーツケースを持ち歩く必要もなく、途中で好きなところに寄ってもらって食事をしたり写真を撮ったり、何かと自由が利きます。

 

真っ先に訪れたのが隣村の小さな市場。少しひなびた雰囲気が漂っているくらいの市場が私好みです。このマーケットは神様にお祈りを捧げるときに使う道具や、お供えの花などを中心に扱うところで、野菜や果物など普通の市場で手に入るものの他に、珍しいもの、面白いものに出会えました。

 

こちらの小さな花籠、とても可愛らしいく色使いもセンスが良いのですが、家の入り口や店先に置く為のもので、よく路地を歩いていると玄関先に米粒と一緒に供えてあります。1日しかもたないものですが、毎日こんなに素敵な花を神様に手向けていれば、良い事が起こりそうな気がしてきます。

 

店先で女性が花の輪を作っています。こちらもお寺にお供えするもの。バリ島では女性だけでなく男性も花や花びらを耳にさします。


「地元の人がよくいく食堂に行きたいんだ、どこがおすすめ?」
ランチは頼んだ車のドライバーさんが好きだという食堂へ。これが大当たりでした!

 

入り口は田舎の食堂然としているのですが、なかなかの実力派です。入ってすぐに3つしかないメニューから一つ、ミックスを選び、オーダー。その後は奥にある席に案内されました。するとその奥にオープンキッチンを発見。女性たちが米を研いだり、ミンチ肉のちまきを巻いたりしています。カマドを使って煮炊きをしているのが素晴らしい!美味しい予感、期待が増してきます。

 

運ばれてきたのはこちらのチャンプルー。なんと素敵な定食でしょう。お皿は編みかごの上にバナナの葉を丸く切ったもの、白いご飯の上に何種類もおかずが載っています、、、感激。甘すぎず塩加減も控えめで、野菜たっぷり、こんな店がうちの近所にもあったらいいのにと思ってしまうほどでした。

これで後悔を残すことなく帰国できます。
空港について荷物を預け、ゲートへ向かいます。ゲート前にいるときから、何やら元気な歌声と楽器の演奏が聞こえていました。修学旅行生たちが盛り上がっているのかと思いきや、なんと航空会社の地上職員たちがバンドを組んで、機内に乗り込む乗客たちに見送りの歌を歌っていたのです。何度となく飛行機には乗っていますが、これは初めての体験、彼らが楽しそうにしているのをみて私も気持ちよく旅立てるというもの、思わず拍手を送り手を振りました。