最近コスメ売り場だけでなく、書店におかれた雑誌の付録でもブラシがHITしているのを知っていますか? 実は今、女性の頭皮ケア意識の高まりとともに、ブラシ人気がじわじわ上昇中なのです! そこで、人気ヘアサロン GARDEN Tokyoでアートディレクターを務めるトップヘアスタイリストの秋葉千菜さんに、ブラッシングにまつわるアレコレを伺いました。

――近ごろ、美容通の間ではブラッシングに注目が集まっているようですが、そもそも、ブラッシングにはどんな効果があるのでしょうか?

 

秋葉さん 「まずは、髪のからまりを解いたり髪表面の汚れをとることができ、髪のツヤ感やまとまり感がアップする効果があります。髪表面の汚れがとれるため、シャンプー前にブラッシングをすることで、シャンプーの泡立ちがよくなって余計な摩擦を防ぐこともできます。それから、皆さん、意外と知らないのですが、頭皮マッサージにもブラッシングがおすすめなんです。血管が細く滞りやすい頭皮にブラッシングで刺激を与えることで、血流がアップして頭皮環境が良好になり、気になる薄毛の予防や改善にもつながります。さらには、肌の血色がよくなったり、リフトアップが期待できたり、頭部のコリが取れることで肩コリも楽になったりと、いい効果がたくさんあります」

ブラッシングの効果

1.髪のからまりが解ける
2.髪表面の汚れがとれる
3.髪のツヤがアップする
4.シャンプー時の摩擦を軽減できる
5.頭皮の血流がアップする
6.薄毛や抜け毛が予防できる
7.肌の血色がよくなる
8.リフトアップが期待できる

 
――ブラシはどんなものを選べばいいのでしょう?  
ブロー用のデンマンブラシでも問題ないですか?

秋葉さん 「ブラシは形状などによって用途が違うため、ブローには向いていても頭皮マッサージには向かないものも。カーブがついていて頭皮との接地面が少ないデンマンブラシや、毛の密度を高くして髪を捉えやすくしているロールブラシなどは、ブローにはとても便利でおすすめですが、頭皮マッサージには向きません。髪をとかせて頭皮マッサージもできるブラシとしては、毛の密度がそれほど詰まっていず、ブラシ毛の先端がシャープすぎず、幅広のフラット型で頭皮との接地面が広いもの、そして、できれば洗いやすくて乾きやすく清潔に保てるものがおすすめですね」

ブラシ選びのポイント

1.詰まりすぎていないほどよい密度である
2.ブラシ毛の先がシャープすぎない
3.頭皮との接地面が広い幅広フラット型
4.楽に洗えて乾きやすい形&素材


――薄毛予防やツヤ感アップのためのブラッシングのコツはありますか?

 

秋葉さん 「髪を整えるというよりは、頭皮をマッサージする感覚でブラッシングするのがいいと思います。具体的には、まず毛先のもつれを解いてから全体をとかしてからまりを解き、その後は顔まわりを引き上げたり、右から左、左から右へとかしたり、後頭部を下から上へとかしたりといろいろな方向にまんべんなくとかし、最後は頭頂部にブラシをあててグリグリ刺激。こうすることで、指でもまなくてもしっかり頭皮をマッサージでき、血流がアップします。そして最後は、頭頂から毛先へと髪をとかして毛流れを整えて。もし髪が絡まってしまっていたら、また毛先のもつれを解いてから全体をとかしてください。とかして髪のもつれや汚れがとれて面が整うだけで、ツヤは自然に出てきます」

ブラッシングのコツ

1.髪よりも頭皮のマッサージを意識する
2.毛先のもつれを解いてから全体をとかす
3.顔まわりは引き上げるようにとかす
4.いろいろな方向にまんべんなくとかす
5.最後にキレイに毛流れを整える


今、密かに注目を浴びているブラッシング。正しいアイテム選びと正しい方法を知っているかどうかで、その効果には大きな差が! 秋葉さんが教えてくれたポイントをしっかりおさえて、“ブラッシングで薄毛予防”“ブラッシングでツヤ髪”を実現しましょう!

秋葉 千菜(アキバ チナ)

GARDEN Tokyo アートディレクター。ナチュラルな中にもおしゃれ感が光る、魅力を100%以上引き出すヘアスタイル提案に定評あり。ヘアケアにも詳しく、女性誌や美容誌のヘアケア企画に先生として登場することも多数。

 

監修:髙瀬聡子(ウォブクリニック総院長) 秋葉千菜(GARDEN Tokyoアートディレクター) 講談社刊/1350円
ISBN 978-4065-13291-3

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『髪を育てよう! 頭皮ケアブラシ』のほか、料理、美容・健康、ファッション情報など講談社くらしの本からの記事はこちらからも読むことができます。

構成・文/宮下弘江

 


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