皆さん、こんにちは! スタイリスト望月律子さん監修によるコラボコート企画、前回は製作の裏側をお届けしました。今日は、ついに完成したコートをお披露目します。日本伝統技術が根ざす米沢織とスタイリスト望月さんの感性の融合により生まれた一着は、主役級の存在感がありながらも、実は着回しにも長けた優れもの。その万能性は、この特集をご覧いただければきっと実感いただけるはずです。
 

いつもの服に+1するだけ! 羽織るだけで印象変化を楽しめるツイードコートが完成!

¥64000/ナチュラルビューティー

パッと目を引く華やかさは、カラーツイードならでは。「いつものベーシックにマンネリしている方は、上下のバランスを変えるより、一枚羽織って印象を変える方が簡単ですよ」と望月さん。トップスやボトムをあれこれ買い足すより、いつものスタイルにサッと羽織るだけで真新しさが出るコートを買い足すのが正解!

 

こだわり1
配色を吟味した米沢織の生地

 

米沢織の繊細な織りを活かしながら、配色をアレンジ。色の組み合わせと入り具合で印象がガラリと変わるから、そのさじ加減に一番こだわったという望月さん。黒、白、ピンク、カーキ、ネイビー、ベージュ… これらが絶妙にミックスされた生地は、一見「合わせるのが難しいんじゃ…」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はたくさんの色が入っていることで、どんな色と合わせてもしっくりとなじむという利点が! 着るほどに繊維が膨らみ、風合いを増していくのもポイント。

 

こだわり2
今らしさにつながるさりげないディテール

 
 

素材自体がノーブルだから、ドロップショルダーや裾とポケット部分のフリンジ使いでラフ感を足し、若々しさを。フリンジにネイビーのブレードをあしらうことで、引き締まって見えます。ボタンも同じく濃紺を使い、統一感を。

 

こだわり3
ロングシーズン着られる! 取り外せるライナー付き

 

内側には保温効果が期待できる中綿入りのライナーが。中綿の厚みにもこだわり、下に厚手のニットを着込んでも着ぶくれしません。取り外せば、より軽やかな着心地になるため、「春先にトレンチコート感覚で着るのもおすすめ! Tシャツとデニムと合わせても素敵ですよ」と望月さん。内側が見えても気にならないよう、なじみやすいベージュのライナーをチョイス。

 

コートは、シルエットやディテールの美しさが命。
それを支えるのが技術力のある縫製です

コラボコートの縫製を行なっているのが、米沢の株式会社TSIソーイング。糸調子や縫い目の調整など仕様書に書かれているすべてがコンピューター制御されているため、安定的でクオリティの高い縫製ができる最新型のミシン<JUKI DDL-9000C>を使用。(撮影/田中勉)

 

 

コラボコートで解決! 冬の“あるあるお悩み”にベストアンサー


このコートがいかに毎日のコーディネートに使いやすいかを実証すべく、望月さんがコーディネートを提案。慣れ親しんだ装いが活性化するのはもちろん、着こなしによくあるお悩みも解消できる、といいことずくめです!

Question
冬の装いは暗く、地味になりがち…。顔色も冴えないかも!? どうすればいい?
¥64000、¥16000、¥20000、¥32000/ナチュラルビューティー その他/私物
A.
Ritsuko’s Answer

おそらくコートはダークカラーをお持ちの方が多いと思うんです。どんなにトップスやボトムにきれいな色を着ても、コートを着てしまうと沈んだトーンになりがちですよね。今回作ったコラボコートで感じていただきたいのが「色合わせの楽しさ」。羽織るだけで華やかさが出るのはもちろん、丈感にもこだわっているので、フロントボタンを閉めてカラースカートを裾から覗かせるのもおすすめです。スモーキーブルーの差し色がカラーツイードとマッチして、ぐんと印象的な冬スタイルに仕上がりますよ。

 

Question
シンプルニット×デニムの定番コンビが好きだけど、毎年変わりばえがしなくて"過去の人"になっていそうで心配…
¥64000、¥22000、¥16000/ナチュラルビューティー その他/私物
A.
Ritsuko’s Answer

そんな時こそ、一枚プラスするだけで今年らしくシフトできるこのコートをおすすめします。カジュアルに上品なツイードコートを合わせるミックス感も今らしく、まさに“大人のカジュアル”という風格に。デザイン性の高いアウターだから、こんな風にサラッと肩がけするだけで絵になりますよ。いちばん上のボタンだけ留めるなど、アレンジしてもいいと思います。首もとの開き具合も計算しているので、ゆったりタートルと合わせてもすっきり!

 

望月さんも早速愛用! 私服スタイルをキャッチ!

 
 
 
ラフに着崩してデイリーに楽しんでいます!コートのクルーネックは、シャツ襟とも相性がいいんです。素材が軽くて柔らかいから、袖をプッシュアップして着崩すこともできます。ダンガリーやミリタリーパンツのメンズライクな着こなしも、コートでエレガントな表情が加わり、リッチ感のあるカジュアルに仕上がります。胸もとには艶のあるパールを足して、女らしさをひとさじ。


「オンもオフも問わないツイードアウターを作りたかった」と望月さんがおっしゃるように、ツイードだからといってオケージョンのものと捉えず、こうして普段着にだって合わせるのが今の気分。それが叶うディテールにこだわったのがこのコラボコートです。合わせやすさも着映え力も両立した渾身の一枚に仕上がりました。シンプルなウールコートはすでにお持ちの方も多いと思うので、今年らしいNEXTコートとして、ぜひチャレンジを!


問い合わせ先/NATURAL BEAUTY
tel. 03-6748-0342

撮影/藤原宏(Pygmy Company)(モデル)、魚地武大(TENT)(物)
スタイリスト/望月律子(KIND)
ヘア&メイク/菊池かずみ モデル/竹内友梨
構成・文/榎本洋子