秋。アイテムを重ねる楽しさやたくさんの素材と向き合う醍醐味が格段に増え、秋冬ものの買い物が楽しい時季ですね。心は浮き立つばかりです。

大反響をいただいたファッションエディタ―白澤貴子さんの「まだ秋服買ってない!」と焦る今、無駄買いを避けるひとつの方法を思い出しながら、先週、衣替えをしました。そして、クロークサービスも兼ねたクリーニング屋さんから春に預けたコート類が戻ってきました。そして、思いました……

服が多すぎる。

そこでまず実践したのは、ちょっとした工夫でもっともっと活用シーンが増やせそうと思ったお気に入りたちのリメイク。そう、断捨離でも、買い物でもなく、リメイク!

  • こちらのオールインワン、ご記憶にありますでしょうか?
  • 6月に掲載した際は半袖でしたが、記事内の宣言通り……
  • ノースリーブに! にしても呆然と立ち尽くしているのはナゼだ(笑)!?


「これから寒くなるのに、なぜ袖をとる!?」と思われるかもしれませんが、それは圧倒的にレイヤードしやすくなるから。下にカットソーやタートルネックのニットを着たり、上に羽織るものの袖口のもたつきを考えても、「断然ノースリーブのほうが汎用性が上がる」というのが私の結論です。プロのリメイク屋さんに持ち込み(1着3000円くらい)、相談の結果、(おそらく肩の稼働域の関係で、脇ぐりは半袖の方がノースリーブより広くとってあるようなのですが)脇ぐりはつままず、かがってある糸をはずして袖を取り外すだけにとどめました。

レイヤード前提なので脇ぐりをそのまま広めにしておいたほうが都合が良いと思えたのももちろんありますが、何より、また袖を戻せます(笑!!)

次に袖を戻す時には「フレンチスリーブやパフスリーブなどの変形スリーブにできるのか」、はたまた「まったく違う白のシフォンの袖をつけても可愛いかも!?」などとお店の方とリメイク談義。自分だけの1着を想像するワクワク感、本当に楽しいですよ!
こちらは少しフォーマルな席で活用していたワンピース。「日常でもどんどん着よう!」とドレッシィな袖をオフ。これからの季節は黒の薄手タートルに。温かくなったらサラリと1枚で。こちらもそのまま袖は戻せるように取り外していただきました。
 

先月、リメイク専門のヴィンテージショップを営む原田さんと話こんだことが大きかったかもしれません。以前、インタビューをしたジャーナリストの佐久間裕美子さんが、「私は靴と下着以外は新品は買わない。新品を買うとしてもそれは友人のアパレル関係者のものだけ。あとはヴィンテージを買う」と話されていた言葉もずっと頭の片隅に残り続けていました。

この秋は買い物への意識が変わった自分を感じます。自分の生活にとって(厳密には自分にとって)何が必要なのか、大切なのかが、うっすらながら、だけれどそのエッジだけはクリアに見えてきた!?  これからも買い物を楽しむ自分はたびたび現れるのだと思いますが、その軸にはより強い芯が通り、その分グンと気持ちが軽くなる。そんな予感がしています。

今日のお品書き
米倉涼子さんの連載では、ご自身が念願だったという新ドラマの舞台裏が垣間見られます。チームワークを築くための方法はドラマの現場でも、ミモレの現場であっても、変わらないんだなぁ、と。今日も、あーでもない、こーでもないとカンカンガクガクと意見を出し合いながら、がんばろうっと!