ついに念願だった新しいドラマがスタートしました。
実現するまでにプロデューサーさんとも色々なことを話しましたが、元弁護士という職業やキャラクター設定はスタッフの方たちからのアイデア。
私からは、「自分が言ったことを周りがやってくれるっていいよね。主人公は食べたいときに食べて寝たいときに寝るけど、それぞれのプロフェッショナルが仕事を進めてくれるのはどう?」と伝えました(笑)。

翔子は弁護士資格をはく奪されているので、弁護人として法廷に立つことはできません。主役がある意味“何もしない”というのは、すごくチャレンジングなこと。
うまくいけば面白いドラマになるけれど、映像として面白さを伝えるのは難しい挑戦になるな、と思っていました。
法廷での戦いに至るまでにどれだけエネルギーを注げるかが課題だということは、みんなの共通認識だったんです。

 

実は一話を観たあとでキャストのみんなで集まって丸くなり、反省点をあげていく時間を持ちました。
面白かった! とすぐに声を出す人はいなくて、法律事務所のなかではもっとこうしてみようああしてみよう…、とたくさんの意見が出て。ああ、みんなが不安を抱えながらもこのドラマをいいものにしようと思ってくれているんだな、ってうれしくなりました。
『ドクターX』シリーズの勝村政信さん、映画『交渉人THE MOVIE』で共演した林遣都くん以外は、初めて共演させていただく方がほとんど。撮影が進むにつれて、どんどんいいチームワークができてきています!

そういえば読者のみなさんは小鳥遊(たかなし)っていう名字、読めましたか? 私は鳥が苦手なのになぜこの名前なんだ!? と思ったのですが、面白い名字ですよね(笑)。
翔子はとても自由で軽やかな人。鉄道マニアでもあるので、電車好きな人は弁護士事務所の上にある管理人室など細かいところまでチェックしてみてください。
私は電車より飛行機派ですが、ロケで何度も電車に乗るうちに椅子の違いに気づいたり、昔の電車はこんな雰囲気だったな…、なんて思いながら撮影を楽しんでいます。

衣裳は大門未知子よりもラフな感じ。寝て起きて管理人室からそのまま外に行くシチュエーションもあるので、ジャージにジャケットを着てかっちりした印象を作る、みたいなスタイリングも。
忙しく働いている方には、参考にしていただける組み合わせだと思いますよ。今回、ドラマのために髪を短くしたのですが、私は髪の毛が伸びるのが早いから、ショートヘアはちょっと大変です。

ドラマの撮影がはじまるとプライベートの時間は少なくなりますが、スペイン語の勉強は継続しています。LINEでスペイン語を使ったり、冷蔵庫のドアに難しい動詞のメモを貼ったりして、すき間時間を活用中。
アルゼンチンタンゴも忙しいときほど踊りたくなるので、時間があるときはレッスンへ。
セリフでいっぱいいっぱいになっているときは、ダンサーさんたちに急にスペイン語で話しかけられても「わかんない!」ってなっちゃうんですけどね(笑)。

『ドクターX』の医療用語は自分の体につながるからイメージしやすいけれど、『リーガルV』の弁護士用語はとても難解。
回想シーンで弁護士時代のことが出てきたら大変そう、と今からちょっと心配になっています。これから先、なぜワケありの弁護士やパラリーガルたちを集めて弁護士事務所を作ったのか、その理由も明かされていくことになりそうなので、ぜひ楽しみにしていてくださいね。