好きな色は何色ですか? 私は仕事柄、モノクロのワードローブになりがちですが、赤、ブルー、グレーが好きです。

Pink: The History of a Punk, Pretty, Powerful Color 、ニューヨーク州立ファッション工科大学にて

そしてこの数年、ミレニアルピンクが流行中、一過性のファッショントレンドにとどまらず、社会的な意味をもつほどの存在になっているのをご存知の方も多いはず。そのトレンドの源流を辿っていくエキシビション、 が、ニューヨーク州立ファッション工科大学(Fashion Institute Technology、通称:FIT)で開催中です。ピンクという色が女性と共に歩んできた歴史、1850~1990年まで、その時代毎のアイコニックなドレスやスーツと共に紹介しています。そこから、ミモレ世代のヒントになりそうなルックをピックアップします。

プラダ 2015年秋冬の「キャンディーカラーピンク」のスーツ。凡庸、媚びる印象をもたらすピンクではなく、女性であることを強さに変えてくれるピンク。議論ではなく、対話をもたらす色。
 
クリストファー・ケイン 2014年秋のシルクオーガンジードレス。ミレニアルピンクが台頭する前に発表され、注目を集めた「ソフトピンク」のドレス。黒のエッジが効いていて、甘すぎない洗練された女性像を演出。
 
80年代を象徴するドレスの一つで、イヴ・サンローランの代表作の一つでもある 1983年秋冬のベルベット&サテンドレス。ドラマチックな「ピンクピーコック」のビックサイズのリボンは、女性のもつ本来の美しさ、セクシーさを呼び起こすかのよう。

 

写真左から)白くきめ細やかな肌質を一層引き立てるピンク、ジョン・ガリアーノ2000年の「ローズクォーツ」のガウン。1994年 テリー・ミュグレーが発表した「ペールピンク」のサテン&ブラックレースのイヴニングドレスは、肌色が美しく浮かび上がるようデザインされている。
 
近年メンズにもピンクを多用するグッチが、2016年に発表したシルク・オーガンジードレス。ジェンダーレスな時代を象徴した鮮やかな「ピーチピンク」。
 

女性らしさ、華やかで繊細、寛容などを象徴する色として、または心をハッピーにする色としても好まれているピンク。「Think PINK!」と言われ、チームメイトに肩を叩かれることもあり、改めてピンクの魅力を痛感する場面もあります。新しい挑戦、問題にぶつかり解決策が見出せない時、ピンクはお守りになります。

クッションやカードを置くだけでも。

身に付けるのはちょっと、という場合は、オフィスや自宅の中で滞在時間の多い場所にピンクのオブジェやステーショナリーを置いてみたり。音楽を聞くイヤフォン、スマホケースをピンクにするなど、ちょっとしたチェンジが、日々の生活にちょっとした変化をもたらしてくれるはず。

私は、ヴィンテージショップで購入した「ピンクベージュ」のニット&レースドレス、「ピンクピーコック」のシューズ、「ピーチベージュ」と「ピンクベージュ」のネイルを取り入れようと思います。

しかし、トレンドとはいえ、私たちミモレ世代にはなかなかハードルの高い色。媚びているようにも見られたくない。 されど、ピンクと一口に言っても、色々な種類があります! とあれば、まずは手軽にシューズやバックなどで取り入れるのはどうでしょう。みなさんのピンクはどんな色ですか? 街中に溢れる、自分だけのとっておきのピンクを見つけたら、教えてください☆