週末、まとめて料理をしました。札幌で一人暮らしをしている86歳の父に送るためです。母が亡くなってからは、夕食サービスを頼んでいました。薄味で温かくない料理に飽きてしまい、ついにお休みにしてしまった、と言います。以前は連日のように通っていた図書館と定食ランチも、今では週に一度あるかないか。父の食事を少しでも楽しくしたくて、料理を宅配便で届けることにしたのです。

私たちは大人2人の暮らしなので、普段から作り置きするという習慣がありません。いざ作ろうとすると、どんなものが冷凍に向くのか迷いました。でも、今はスマホで簡単にレシピがわかる時代。普段の料理で基本的大丈夫と、できるものから作ることにしました。

やってみるとそれほど時間もかかりません。小分けにして冷凍し、保冷バッグに入れて取りに来てくれた宅急便の人に渡すだけ。もっと早くやってあげればよかった。「自分のできること」を思いつくのに、なんて時間がかかることでしょうか。美味しくもないデリバリーを文句も言わずに食べていた父。ごめんなさい、と心の中で言いながら、次のメニューを考えています。

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【下田結花のブログ】

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