監督:ゲイリー・ロス
出演:サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ
配給:ワーナーブラザース 8/10より丸の内ピカデリーほか全国順次公開
© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピットをはじめとするオールスターキャストの大ヒット作『オーシャンズ11』が、女だけの犯罪チームで生まれ変わった『オーシャンズ8』。サンドラ・ブラック、ケイト・ブランシェットらのキャストを聞いたときからワクワクしながら待っていた新作が、ついに公開されます!

 

5年間の刑期を過ごしたデビー・オーシャンは、刑務所の中で練りに練った強盗プランを実行に移すべく、プロフェッショナルな仲間たちを集めます。ハッカー、スリ師、ジュエリーの専門家などが集まったチームが狙うのは、VOGUEのアナ・ウィンターが主催するファッションの祭典、メットガラで女優がつけるカルティエのネックレス。鉄壁のセキュリティをかいくぐり、計画は成功するのでしょうか!?

出所したばかりのデビーが鮮やかな手口でデパートのコスメを調達して、他人の名義でホテルのベッドに横になるオープニングからテンポは快調。抜け感のあるチームワークと得意技を生かした犯罪計画の面白さはシリーズを踏襲していますが、女たちはアクションではなく余裕の頭脳戦で勝負! 二転三転するストーリーにダマされる快感(クールなやり方で男へのリベンジも!)も、しっかり味わわせてくれます。

 

リーダーのカリスマ感を漂わせるサンドラと、デボラ・ハリーみたいなケイトはもちろん全世界を抱く勢いで、職人的で頼れるハッカー役のリアーナも最高にクール。なかでも女友だちが少なさそうというセルフイメージを使って(!?)わがままな女優役を楽しそうに演じるアン・ハサウェイは、この映画で好感度を一気に取り戻した気がします。

メットガラが舞台になっているから、ゴージャスなファッションやカメオ出演をチェックするお楽しみも。女たちの“対決”をあおるのではなく、さりげない“連帯”を描いているあたり、今の映画だなとうれしくなりました。女友だちとちょっとおしゃれしてディナーの約束をして出かけたい、サマームービーの大本命です!

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