みなさん、こんにちは!
旅の大きな楽しみの一つと言えば、「食」ですよね。
もちろん、日本から予約してそれなりの洋服を用意していく、きちんとしたレストランでの食事も楽しみなイベントではあるのですが、母との旅行では必ず部屋で食べる夕食を1~2回入れることにしています。海外のレストランでの食事はどんなにカジュアルな場所であっても、やはりちょっとした緊張感があるもの。部屋での食事であれば、リラックスして大きな声で笑っておしゃべりできます。まるでヨーロッパのホテルに日本の旅館のいいところを持ってきたような時間は、体調管理の面でも大人の母娘旅におすすめです。

フランス、プロヴァンの「オーヴュー・ランパール」にて。こちらはオーベルジュなので、食事をした後はそのまま部屋に行って寝るだけ、と気楽なのがよかった。多少酔っぱらっても問題ありません(笑)。

私たちがそんなときに利用するのが、スーパーマーケットと地元の市場(屋外マーケット)。そこで野菜や果物、お惣菜を買って、さらにワインも用意してホテルの部屋でちょっとしたパジャマパーティ(大人ですけど)をします。

そもそも、これらの調達場所であるマーケットが本当に楽しい。
田舎だと、なんてことのない路地や空き地のようなところで突然、果物や野菜が並んでいるマーケットに出くわします。オーガニックとかおしゃれな感じはみじんもないのですが、地元の人たちがお店の人となんだかんだ世間話しながら、夕飯のための買い物をしているのを見るのはわくわくします。

スペインの田舎で出会った、まさに日常使いされているようなマーケット。食材がおしゃれに並んでいたりするわけでもない、まさに地元感のあるところでした。

こちらはイタリアの田舎で。野菜の向きがバラバラなのも、ストッキングがあられもなく吊られているのも、そんな無造作な感じがむしろ楽しい。

また、食べ物のほかにも、ストッキングやちょっと派手めな洋服など、おしゃれではないけれど役に立ちそうな日用品が出ているマーケットもあります。あるマーケットでは東洋人がめずらしかったのか、何度も「中国人か」と声かけられ、誰も買わなさそうなシマウマ柄の派手なTシャツをすすめられたりしました(笑)。

都会の大きなマーケットは、お祭りの屋台とスーパーマーケットの楽しいところを合わせた感じといえましょうか。野菜や果物、肉、魚、お花などはもちろん、加工食品やありとあらゆるものが色鮮やかに並べられています。その国ならではの雑貨や、地元のクリエイターが作る作品、地方色豊かな食べ物屋台もたくさん出たりしていて、見切れないくらい。ただこれらのマーケット、開かれる曜日が決まっている場合も多いので、前もって調べたほうがいいですね。

イタリアもローマともなると、見栄えがする感じに。
パリのマーケットはさすがに品ぞろえも豊富で、おみやげによさそうなものもたくさん。

こんなに楽しいマーケットですが、ワシントン条約により、残念ながらこちらで買った果物や野菜などは日本へ持って帰ることはできません。でも、ジャムなどの加工食品やちょっとした珍しい雑貨はおみやげとしてとても喜ばれるし、ここでおみやげを買ってしまえば、おみやげ探しにその後時間をとられることもなく、一石二鳥です。

マーケットは同時に、日本の「道の駅」のような面もありますよね。母世代って、道の駅が大好きじゃないですか? 私たち日本人にとって、マーケットはまさに“海外版道の駅”。マーケット巡りは地元の特産に触れられるという点でも本当におすすめです。ぜひいらしてみてください! 


そして、ホテルでは買った食材を並べ、その市場の様子を話しながら、「かんぱーい!」です。素敵なお部屋で、みんながリラックスしていただく食事。まさに至福の時になるでしょう!

こちらが“大人のパジャマパーティ”。お恥ずかしながら公開します。旅では野菜不足になりがちなので、ここぞとばかりに野菜を摂ります。ちなみに、ちょっと高いシャンパンも。レストランで飲むことを考えれば安いものです。笑

来週は、ヨーロッパではどんな服で旅するのがいいのか、「旅先でのファッション」についてお話します。

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