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篠原涼子さんのナチュラルメイク、その秘密は「赤」にあり!

ミモレを始め、さまざまなメディアで活躍するヘア&メイクアップアーティスト岡野瑞恵さん。そのメイクテクニックと美容理論をわかりやすく解説した最新刊が話題です。今回の著書で届けたかったメッセージと、書籍でもカバーとなっている篠原涼子さんのメイクのポイントについて、岡野さんに解説してもらいました。

著書を手に、にっこり笑顔。でも実は宣伝するのが苦手な岡野さん。

は岡野さんの2冊目のメイクブック。2016年に上梓した本とは違うノウハウが凝縮されています。
「1冊目は、誰でも簡単にできる基本的な肌づくりやナチュラルなメイクテクニックをアドバイスしました。今回は、それよりちょっと冒険し、いつもと一緒に見えるけどどこか違う、という仕上がりを意識しています。日常に取り入れられそうなリアル感と、遊び心のバランスが私のメイクの特徴。どんなファッションでもなんとなくオシャレに見えるルールをお伝えできればと思っています」

 

手抜きでもやりすぎでもない、装うことを楽しむメイク。


今回の著書で紹介されている篠原さんの2つのメイクのポイントを岡野さんに聞きました。1つ目は、優しそうで色っぽいワントーン・メイク。

ドラマや映画、CM、雑誌の撮影でも岡野さんに絶対の信頼を寄せる篠原涼子さん。ほどよく抜け感のある柔らかな女性らしさと大人の余裕をメイクで引き出します。

「主役は、実はレッドのアイシャドウなんです。まぶたに赤?と思うかもしれませんが、血色の延長線上にある赤は肌なじみもよく、色をたくさん使っている印象にはなりません。ブラウンとは違う存在感と女っぽいニュアンスがある、大人にこそ似合うカラー。フレッシュな赤より熟したブドウのような渋みのある赤がおすすめです。眉はやや長めに描き、アイラインもまつ毛のキワにしっかり。頬は光でリフトアップし、唇は赤みベージュでワントーンに仕上げます」

2つ目は、メイクを楽しんでいる感じが伝わる、印象的な赤リップ。

くっきり鮮やかな赤も、マットな質感なら知的でかっこいい印象に。唇との対比で肌もトーンアップして見える。マットな赤リップは大人にこそぜひ!


「私は赤リップが大好き。普遍的におしゃれに見えるし、無条件に女性がアガる色だと思うんです。重視すべきは質感。ツヤを抑えた上品でモダンなマットを選べば、女っぽくなりすぎず、肌になじみながら顔全体のトーンをパッと明るく見せてくれます。リップペンシルやリップブラシで輪郭をきっちり丁寧に仕上げて、口元のたるみやもったり感もカモフラージュ。唇が強い分、肌には抜け感が必要です。薄づきのファンデーションに下地やハイライトで光を仕込んで、シアーに軽やかに仕上げて下さいね」

 

誰もがあこがれる篠原さんのようなナチュラルメイクのコツは何なのでしょうか…?

「これからは若返りの時代じゃないと思うんです。経験や知性こそが大人の魅力。丸いチークやピンクのぷるぷるリップで狙って可愛さを作る必要なんてありません。余裕があって、肩の力が抜けていて、でも遊び心や装うことを忘れない女性は、何歳になってもキラキラしていて魅力的だし、自然と可愛らしさがにじみ出るものだから。私の本を見て、なんだか楽しそう、いつものメイクにちょっと取り入れてみようかな、と感じてもらえたらうれしいです」

次回からは、秋に向けたスキンケア、メイク、そして読者のお悩み相談など、盛りだくさんで岡野さんにお話を伺います。
どうぞご期待下さい!

ヘア&メイクアップアーティスト 岡野 瑞恵

1969年出まれ。1992年より大手化粧品メーカーでのヘア&メイクを経て、2005年よりフリーとして活動。 確かな理論とトレンド感のあるメイクで、女優、タレントからの指名も多く 雑誌・広告・TVなど、第一線で活躍中。【ブログ】【インスタグラム】【ツイッター】

 

<新刊紹介>

岡野瑞恵・著 1500円 光文社

大人をナチュラルで今っぽく見せる大人気ヘア&メイクアップ・アーティスト 岡野瑞恵(おかの たまえ)待望のメイクブック第2弾!
今のメイク、何年同じ色や塗り方を続けていますか?選択肢は星の数ほどある時代、自らチャレンジすることを捨ててしまうのは損です。いつものメイクに、ほんのひとさじの変化を加えることで気分が変わる、まだまだ美しくなれる。そんな新鮮メイクに、今こそトライしませんか?
女優の篠原涼子さんをフィーチャーして、大人目線の「結果が見える」厳選コスメと、今覚えたいテクニックをわかりやすく解説します。


第2回「夏から秋へ。大人のトラブルを防ぐスキンケア法」はこちら>>
第3回「夏から秋へ。ファンデーションと肌の質感は変えたほうがいい?」はこちら>>
第4回「秋メイクのトレンド、目もとは渋柿色のアイシャドウを」はこちら>>
第5回「この秋リップの色はボルドーにするのがおしゃれ!」はこちら>>
第6回「洗練された顔になる、眉の描き方のルール。「色は髪色に合わせない」」はこちら>>

第7回絶対に失敗しない、大人のための品のあるチーク位置はここ!」はこちら>>


撮影/横山翔平、菊地泰久(篠原さん分)
取材・文/片岡えり
構成/片岡千晶(編集部)