超若い頃、172cmの長身が嫌で嫌で、ユーミンの『5cmの向こう岸』を口ずさんでは涙ぐみ、可愛いフラットシューズ探しに東奔西走。

30代からはそんなモヤモヤは振り切って、ひたすら自分の好きな格好、好きな靴(ヒールの高さ不問)を愛用していました。

40代の頃、先輩プレスや姉さまスタイリストのみなさんが口々に「もう、ヒールは履けないわぁ~」とスニーカーやフラットシューズに走っていたけれど、まだ実感がわかなかったイケイケの私は“172cm+ハイヒールの巨女”となって世間を見下ろしておりました。

それからかなりの年月が経ち、私もその時々の流行に寄り添いつつ、スニーカーも履いたし、男靴も取り入れてみました。ステラ・マッカートニーに代表される超厚ラバーソール靴もヘビロテし、お洒落シャワーサンダルやUGGのムートンブーツもご近所どころか仕事場でも愛用。

あーめっちゃ楽ちんやわぁ。
ヒールが低くて高低差の少ない靴ならどこまでも歩ける♪ 
足への負担も少ないし、いい感じ~(^^♪
もうハイヒールなんて履けないわ!!


冠婚葬祭ぐらいしかヒール靴を履かず、パンプスを更新することもなく数年が経過……。しかし、1か月で3kgも太り、ヒザに激痛が走って歩くのがつらくなった去年、先輩プレスやお姉さまスタイリストさまのあの時の言葉(もう、ヒールは履けないわぁ~)が急にフラッシュバックしたのです。

先輩たちはこんなにつらい思いをしていたのね💦💦
私も、もうコッペパンみたいな靴しか履けないかも。
健康あってのおしゃれだもの。っていうか、
おしゃれももういいかも。所詮、若づくりだし・・・・・・・・。


なんて鬱々としていたのですが、ある日突然のこと

やっぱりしゃっきりしたい! 
最近、楽な方向にばかり流れてるし、それってダメよね! 
まずは足元から改善!改善!
そっか、ヒール靴を履いてみっか!

 

「おしゃれは足元から。いい靴を履きなさい」と幼少時から母親に教えられていたので、久しぶりにヒール探しの旅に出かけることにしました。
ご近所スポーツクラブEvolv(EMSトレーニング)に入会したのもこの頃。並行して体重を落とし、筋肉も鍛えなきゃと思ったんですよねーーーー。

その結果、見つけた“ヒールだけど本当に楽ちんな5足”をご紹介しますね(私、石畳とかマンホールのすき間にヒールが入るのが超苦手、そして安定感からも華奢なピンヒールは最初から選択外なので、華奢ヒール好きの方、ごめんなさい💦)。
 

1. 女心を取り戻すきっかけをくれた運命の1足
「ジャンヴィトロッシ/9cm」

ジャンヴィトは木型が合うし、大好きだったのですが「エストネーション六本木」でパッと目にした瞬間、この色とフォルムにピンときて、履いてみたら超安定感あり、そして歩いてみたら超楽ちんでした♡ 久しぶりに脚長に見えるこの感じ、ぐんと高くなった視点が新鮮で即購入。セミラウンドの可愛いトゥ、太さをぎりぎり削ったヒールもエレガント。昨秋から、グレーやブラックのスタイリングの差し色になるのでヘビロテしています。
 

2. ボリュームのあるスクエアヒールが存在感あり
「ペリーコ/8cm」

業界関係者みんなに大人気のペリーコ。定番人気のパンプスは何型もありますが、私が入手したのは新しい木型“EMY”のパンプス。スクエアトゥ、スクエアチャンキーヒールがちょっとシャープ、かつモダンな印象。ボリュームボトムに合わせた時にバランスが取りやすいのも購入の決め手になりました。ちょっとワイズが狭いのでご注意ください。
 

3. 今季SALEの最大の収穫。ブランドの底力に開眼!
「サルヴァトーレ・フェラガモ/6.5cm」

 

寒いけどパンツの時は素足で履いちゃいます。指の筋がいい感じに出て、セクシーなのではと自画自賛。スタンニングルアーのフェイクムートンコートと猫の毛まみれのJBRANDの黒パンツ、フリンジ付きのカゴはオーダーしたのもの。

「ぎんみつ(銀座三越)」の年末年始SALEで購入。およそDECADE単位でお久しぶりだったフェラガモですが、これが超超超履きやすくて、もうやっぱりさすがのひと言しか出ませんでした! 小足に見えるフォルム、ちょっと斜めにカットされた履き口など、上品な女っぽさがあり何かと活躍中。中敷き下もふかふかで足が疲れにくいんです。あらやだ、もうすでにかかとの内側が擦れちゃってますね……大ショック! グレーとかベージュのスエードも買っておけばよかったなぁと後悔しています。これのハイヒールバージョンをミモレで大草編集長が絶賛していたのも購入ポイントw
 

4. 春待ち色にひと目惚れ。寒くても素足に履きます!
「セルジオ・ロッシ/5.5cm」

 

フェラガモの並びにありましてw、こちらも「ぎんみつ」で購入。アニマル柄はサイズアウトで諦め、この可愛いピンクにしました。ワイズが広く、ゆったりした気持ちで履けます。ブロックみたいな太めヒールはちょっとキュートでカジュアルな印象ですが、それもキレイ色の存在感がアップしてよいかなと思っています。


5. 届くのが楽しみすぎる、期待のニューカマー!
「カチム/6cm」

先日の展示会で試し履き。オーダーを即決したのが「カチム」の新モデル、リェージュ。このブランド、オーソペディを学んでゲセレ資格を取得済みの小坂英子さんが2015年に設立。日本人の足にやさしく履きやすく美しい靴を丁寧につくっています。リェージュはスマートなポインテッドトゥ、ストレートのすっきりしたヒールが美しく、カーフ、パテント、スエードなど、素材とカラーバリエーションも豊富です。